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ふんわり写真の撮り方~カメラの設定は簡単4ステップ!

2022年2月5日

こんにちは、Hana cameraです。

ふんわりかわいい写真を撮りたいけど、どうしたらふんわり撮れますか?と聞かれることがよくあります。

そこで私が初心者の方におすすめのカメラの設定を、ご紹介します。まずはこの4ステップでOKです!

記事内の画像はクリックで拡大できます

カメラのおすすめ設定4つのステップ

①撮影モードをAモードにする

②F値を一番小さい数字にする

③ISO感度は一番小さい数字かオート

④露出補正は+1.0~1.6

※ちなみに私の使用カメラがFUJIFILMとSONYのため、画像および設定方法はこの2つのメーカーで説明させて頂いてます。

①撮影モードは【Aモード】

まずは、撮影モードをAモードに設定します。メーカーによっては、AAvモードとなっているカメラもあります。

初心者の方は難しく考えず、モードは『Aモード』と覚えて頂けたらそれでOK!

私もカメラを始めて5年くらいは、ほぼAモードで撮影していました。今はMモードで撮影していますが、ご自身の経験値あるいは使いやすさで選んで頂いていいと思います。

SONYはモードダイヤルを『A』に合わせる
FUJIFILMはシャッタースピードダイヤルを『A』に合わせる

Aモードは「絞り優先モード」と言って、 F値 (絞り値)を固定して撮影します。

F値 を手動で決めると、シャッタースピード(略してSS)はカメラが自動で決めてくれるので楽ちんです。

ふんわり写真のスタートは、まずAモードから!

②F値を一番小さくする

次はレンズの F値 を設定します。F値は、使うレンズの一番小さい数字にセットします。

F値をレンズの一番小さい数字に合わせると、ピントの合う範囲が狭くなります

ピント『以外』の部分がボケるので、ふんわりした写真になるというわけです。

F値の数字が小さければ小さいほど、ふんわりとボケる部分が多くなります。

F値は付けているレンズによって変わります。一番小さい数字に合わせます。レンズの絞りリングか、ボディのダイヤルで変更できます。

F値って何??

F値=絞りとは、レンズの中の羽が『開いてるか閉じてるか』です。

①F値の数字を小さくする▶写真が明るくなります。

羽が開いている→光がいっぱい入ってくる→明るい

②F値の数字を大きくする▶写真が暗くなります。

羽が閉じている→光が少ししか入らない→暗い

③ISO感度

ISO感度(読み方:イソカンド or アイエスオーカンド)の設定をします。

『日中の屋外』で撮影する場合、基本は一番小さい数字に設定する。例えば、ISO100 とか ISO200 など。

カメラによって最低ISO感度(一番小さい数字)が違うので、カメラの一番小さい数字に設定します。

ですがISO感度の設定は、天気や時間帯によって変える必要があります。難しいと思った方は、ISO感度オートでもOKです。

モニターのISOのところ、AUTOか数字が入ります。
FUJIFILMのカメラは、ISO感度ダイヤルがあります。

ISO感度って何?

簡単に言うと『カメラに取り込んだ光から写真の明るさを決める』のがISO感度です。

例:カメラに取り込んだ光が少ない→→写真が暗い→→ISO感度の数字を大きくする→→写真が明るくなる

こんな感じで使います。

FUJIFILMカメラのISOを、最低ISO感度にしない理由

私はFUJIFILMのカメラは、最低ISO感度(X-T4はISO160)に設定していません。

何故かというとダイナミックレンジ』の設定を400%にしたいから。

ダイナミックレンジを400%するために、ISOが最低640以上でないと設定できないからです。

④露出補正

最後に、露出補正を+1.0~+1.6の間に設定します。

私は+1.3にすることが多いですが、天気の加減で調整します。白飛びしない範囲で設定。

『露出補正』は、F値・シャッタースピード・ISOの、どれか一つでもオートの設定にした時に使います。

今回は『Aモード』を使っているため、露出補正を使います。Aモード▶F値は自分で決め、シャッタースピードがオートになる。

露出補正のダイヤルを+1.0~1.6くらいに合わせる
モニターの+-のところで確認します

まとめ

今回は、ふんわり撮影するためのカメラ設定編でした。設定は以下の4つ。

①撮影モードをAモードにする。

②F値を一番小さい数字にする。

③ISO感度は一番小さい数字、あるいはオート

④露出補正は+1.0~1.6。

まずは、この設定からスタートです。難しく考えずとりあえずこの設定にしてみる、で大丈夫です。

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